想色
ユメミ リル


あざやかに刹那春華に暮れてゆく君の名前も呼べないままに

空はまだ薄むらさきになれなくて鏡のように云わない鳥が

恋す日は夜明けを拒む呼吸して切ないだけで終らない朝




短歌 想色 Copyright ユメミ リル 2005-02-20 12:32:03
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