雲の上には眩しいほどのシリウス
北大路京介
この街は寒いのに 雨を雪に変えない
小さい傘を君にさして僕は濡れてしまう
クリスマスツリーの点灯は君との別れの時間
またねと改札を抜けていく 一度も振り返らずに
雲の上には眩しいほどのシリウス
自由詩
雲の上には眩しいほどのシリウス
Copyright
北大路京介
2015-12-08 00:16:10
縦