無題
瑞海

悩む
何を信じ
何を疑うか

叫ぶ
どうしようもない
掻きむしりたい
苦しみに塗れて
生活する中で

信じられることは

もちろん
誰でもなくて

たった一つ

君の
君自身が
歌う声とか
思う気持ちとか

無限のようで
限りなくゼロに近い
広がりをみせる
宇宙を内包する
温かい君自身なのである


自由詩 無題 Copyright 瑞海 2015-11-17 23:19:51
notebook Home 戻る  過去 未来