歌があるということ
……とある蛙

嬉しいとき

悲しいとき

歌がある
一緒に過ごす歌がある

寂しいとき

楽しいとき

歌がある
一緒に寄り添う歌がある

歌が失われるほどの
深い心の傷

歌が失われるほどの
深い感動

事実は歌を越えてゆく


そんなときにまた新しい歌が生まれる

すべての人の
心の傷を癒すため

すべての人に
その感動を分け与えるため

歌はまた全ての人に歌われる
そして、人に寄り添って


自由詩 歌があるということ Copyright ……とある蛙 2015-11-10 14:16:25
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