千年女王
レタス


永遠のアンドロメダから
この地に降りた貴女の母性が
ぼくの肩を優しく抱いてくれた

ほの青く光の切符を貰ったね
何処までも往ける切符を貰ったね

列車の中には
新世界交響曲が
静かに流れいた

胸がゆっくりと優しくなってゆく

いまはもういない
貴女の面影を追いかけて
ぼくは何処までも
ひたすら走ってゆく

輪廻の果てまで




自由詩 千年女王 Copyright レタス 2015-11-02 21:53:01
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