悲しみの透明なあり方/即興ゴルコンダ(仮)投稿.85
こうだたけみ

ソンナコトバハキライデス日常から切り離され取り澄ました言葉なんて体の表面つるりと滑っては落ちてゆくだけどこにも引っかからないワタシノッペラボウデスののっぽな棒にはA3POPペラを巻きつけはたはたと風にはためく言の葉に見えますか洗濯物めく乾燥する言葉たちはカタチばかり整えたって中身が伴わナインだったらいま干したところなのそりゃまだ着られナイン切られナインとナインの次が出てこない詩の言葉は散文の言葉にはできないのですから私にはどうしたって他人様の言葉などきられナイン、テン。は透明すぎて悲しくて。


自由詩 悲しみの透明なあり方/即興ゴルコンダ(仮)投稿.85 Copyright こうだたけみ 2015-11-02 14:06:02
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