そとは雨降り
もっぷ

神経をこそぐように
そとは雨降り
中途半端な滴の音たちが

わたしのからだに
張り巡らされた
過敏な絃を弾いてやまない

痛くてたまらなくって
家出したがってる
こころも想いも
部屋も

痛くってたまらないから
こころと想いと
部屋
ガ(絶叫)



自由詩 そとは雨降り Copyright もっぷ 2015-10-17 00:31:55
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