いずこから来る人
レタス
業火に燃える紅蓮の背中
瞳だけが鮮やかに青色を放つ
地獄を見つめる優しさは彼だけのものだった
蝋燭のように命を燃やし
彼はただ歩く
全ての罪と慈愛を抱きながら
彼は静かに歩いてゆく
何が在ろうとも変わらぬ瞳
人は彼を仏と呼んだ
自由詩
いずこから来る人
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レタス
2015-10-04 23:44:02
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