伝言
レタス


マリィ
いまはどうしているのか

二十歳になったおまえが変わった時は
さすがの俺もびっくりしたぜ

おまえはスロウなダンスが好きだったよな
赤いハイヒールがとても似合っていた

マリィ
手紙をくれよ

俺はいつものカウンターに沈んでいる

洋紅色の貨物船のみえるヨコハマの丘
俺たちはいつも
楠木のブランコで遊んだよな

マリィ
おまえはいま
何処にいるのか



自由詩 伝言 Copyright レタス 2015-10-04 01:32:33
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