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深水遊脚



眠らせることが仕事になったから月の光の底で生きてく


泣き止まぬ嬰児の不安受け止める作戦いくつも立てて過ごした


綺麗事くさす粗雑な匙加減 まどろむ居間で誰かを探す


隙のない言葉遣いを日々磨く 敵にも味方にもならないため


喜怒哀楽差別感情自他共に酒に流した記憶戻らず


短歌 Closed Copyright 深水遊脚 2015-09-27 20:35:16
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