あたりまえ
佐白光

6:00 朝食を食べながら新聞を読む

朝食の用意ができている

新聞が配達されている あたりまえ

そのことに感謝も感動も感じなくなっている

7:32 いつもの電車にギリギリ飛び乗る

1分も遅れずに 運行されている

時刻表通り あたりまえ

そのことに 感謝も感動も感じなくなっている

あたりまえのように 何も感じなくなっていることが

責任感、誠実さ、忍耐力を持つ人々の

あたりまえの上に 成り立っている あたりまえの事

あたりまえを作らずに

感じる心を持ち続けたい


自由詩 あたりまえ Copyright 佐白光 2015-09-27 08:17:05
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