子守唄を求める
愛心

眠れないのです

瞼は重く

欠伸は絶え間なく

体は熱く

それなのに

「しにたい」「きえたい」と

心の中にいるわたしが

頭の中にいるわたしが

ずぶずぶと どろどろと

夜のような やみのなかに

沈もうと 溶けようと するので

わたしは眠れないのです

そのまま 目覚めないような気がして

たすけて なんて言えません

たすけなんて られません

ああ それでも

あなたの声を聞けば 眠れるのでしょうか




自由詩 子守唄を求める Copyright 愛心 2015-09-15 02:05:20
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