太陽
あおい満月

服を脱ぎ捨てて、
皮膚を剥いで、
すべて剥ぎとる。

まだだ、
核心に触れるまでは遠すぎる。
いったいどこまで
いったいいつまで
続くのだろうか。

魂は太陽に比例する。
もっともっともっと、
求めるほどに遠くなる。
あなたの欲しいものは何ですか。
本当に欲しいものは何ですか。
剥ぎきった皮膚の向こうに見えたものは
永遠に辿り着けない 太陽ではなかったでしょうか。




自由詩 太陽 Copyright あおい満月 2015-09-06 10:04:10
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