メキシコ麻薬戦争と幻覚の病
りゅうのあくび
一般邦人は
メキシコ麻薬戦争とは
一見して関係がないはずだが
実際は関連が
あるのだ
幻覚を見たり
聴いたりする病のことを
ご存じだろうか
昔からある病気で
その病気の名前は
統合失調症と云う
実際は幻覚を感じるのか
どうかということに
しか行き着かない
普通に暮らしていて
人間は社会生活のなかで
孤立や不安や
緊張や不眠が重なると
幻覚を経験する場合がある
それで治療を行っても
それらが残る場合
統合失調症になる
麻薬で幻覚を見たり聴いたりして
薬物依存が治っても
幻覚が残る場合
統合失調症の扱いになるのである
麻薬依存の人間を
カタギ扱いにはできないという
理由が生まれるにちがいない
麻薬依存かどうかは
尿検査であるなりで
わかるはずだから
そもそも
幻覚を感じるからと云って
病気扱いにするのも
どうかと思う方も
いるかもしれないが
交通事故なり
不注意が起きてしまうので
やはり医師の指示での治療が
必要なのだ
だとしても
一生をかけても
統合失調症は
治らない場合があるのだから
偏見だってない方がいいし
自らを話すことができることが
大切だと思うし
病気のきっかけを話す
自由は必要だろう
精神疾患も
きっかけごとにも病名だって
あった方が良い
偏見もなくなるに
ちがいない
この文書は以下の文書グループに登録されています。
No Smoking Anthology