Erotic Hazard
りゅうのあくび

恥ずかしそうにして
横たわる真白い身体の
すぐ近くにある
誰も知らない部屋で
あの扉を開くことができる鍵穴に
ぴったりと
はまり込む
秘密の白い鍵穴に
鍵を当てはめる

Erotic Keyhole White

太陽のない月が支配する世界へ
あの扉を開くことを望んで
真白い身体にある豊かな
乳房を包む温かさを
ゆっくりと確めながら
そっと白い扉を開ける
合い言葉がある

Erotic Keyhole White

硬くなった鍵を
しっとりとした鍵穴へと
ゆっくり入れる
繰り返しながら
そう繰り返しながら
深呼吸をする

Erotic Keyhole White


自由詩 Erotic Hazard Copyright りゅうのあくび 2015-09-02 15:38:55
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