緑門 ⑤
信天翁
臨死の正夢が
それとなく
覆いかぶさってくるのだろうか
少年の 青春の 壮年の 年月日と
そして 卒寿となった
ゆがみかけた 四次元が
いまや 逆夢に翻弄されて
夜ごとの枕をぬくめ
神秘の幻影は山彦となって
寝返りのベッドをきしませる
自由詩
緑門 ⑤
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信天翁
2015-09-02 14:11:58
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