挨拶
深水遊脚
狭くなる階段 明滅する灯り 迂闊に晒した腕が冷え行く
イカ焼きを分け合う二人 唇のおたふくソース言い訳に 吸う
「左様なら」字を確かめて噛み締める 繕う理由なんてなくても
強がりに気を取られてた私から離れた人と交わす挨拶
充血し腫れた目で読む小説の古風な美学 なされるままに
短歌
挨拶
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深水遊脚
2015-08-30 08:38:40