2015 サマーソニックの終わりに
番田
音楽を聴き疲れた頭で
街を徘徊すれば
音楽の無い静けさのある場所を求め
昔行っていた場所の 中華料理屋へ向かう
店員は私のことを忘れていた
それにしても
安くておいしいことには変わりない
そんなことを考えながら 私は
私の来年はどんな盆休みだろうと
考えていた
まるで異邦人のように
過ぎていく私の日々
昔の友達にメールをしても
何も返事はなかった 昔
彼のおいしいと言っていた
ラーメン屋でランチを食べて
マリリンマンソンのライブに出かけ ラーメン屋通いの
屈託した日々を彼の絶叫に託してみても
何か屈託していた 疲れていた
死ぬのは 怖い