真夏の追憶
りゅうさん
生きろ!と気張りはしないけど
私は死ぬのがイヤなので
明日もきっと大丈夫
(これはこのコピーを貶めるものではない
今はこうでも言わないと死んでしまう可能性があるのだ)
いつだって()の中を注意しなきゃダメだぜ
(生活苦で)死にたい
(こんなところに閉じ込められているくらいなら)死にたい
(好きな人が死に体で会えないから)死にたい
そこにあるのは理解しようとする努力、のみである
けれど私は生に対して一種楽観的なところがあって
覚えているんだよ
幼い日の楽しかった思い出を
夏の学校の帰り道
誰よりも早く帰ろうと急いだ
目の前に誰もいない通学路
照りつける陽射しに蝉の声
そんな時世界は私のもので
すべてはよしなんて思えて
基本的に生きるのは楽しいという思いが胸にあり…
といってもこれは万人向けじゃないかな
けどキミも楽しかった思い出、ない?