ロースト・サマー
ハァモニィベル
熱中症の蜂が 花びらに躓く
ちょうど昼寝時
樹陰のない夏の蜂が 躓いた
まるで羽の折れた言葉のように
何でもありの蜜の中へ
フラフラに 脱水した蜂は 真っ逆さまに
琥珀の決意とともに
ポトリと
優しく笑うように
自由詩
ロースト・サマー
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ハァモニィベル
2015-08-08 23:43:13