大ちゃん
たけし

鶴が一本脚で立っている
この灼熱の炎天下に

その脚が折れるのは時間のもんだいだろう
翔べないからこのどぶ川に取り残され
その時を只待っている


思い付いたよう毛繕いをしながら
いつか死体となり浮かんでいた
という


自由詩 大ちゃん Copyright たけし 2015-08-06 15:20:30
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