コピーアンドペースト
もり

ドローンとかいうものが世界のタメになる気がしないのは
おれだけだろうか。アメリカでは早速銃を持たしてドンパチ。
ため息と屁が同時に出る。「どうして人間は動かなくなることを
発明だと信じて疑わないのか」って質問を送信してから音沙汰が
なくなった出会い系サイトの女の子は正しい。
発明で余った時間を悩んで過ごすなんてあまりにもアイスが溶けちまう。
今更エジソンの胸ぐらを掴むつもりもないし、
きっと全国の引きこもりおよびニート、フリーターとも握手するつもりはない。
呼び名なんて他人が決めることなんだ。
そしておれは、
ここ四国に近い将来くるという大地震に備えた防災リュックに
貘さんの詩集を忍ばせる。
インスタントな幸福などありえない
と日記に2回書き記す。
彼女もいないのに子どもの名前を決めて姓名判断を申し込む。
今日、仁淀川が綺麗だった。
恐怖と紙一重の、深遠な、頬骨の感触。

低音火傷するような詩が好きだ。
あなたの詩をいつも読んでいます。
ヨーグルトのような詩が好きだ。
善玉も食べすぎれば下すような。

螺旋階段の145段目くらいで
セブンスターをくゆらせて怒る
イスラム国より貧乏な自分に。

原稿用紙の海で浮輪をうかべて
またセブンスターを咥えて殴る
人殺しより無名な自分を。

才能って、恥をさらせる才能のことだったの!?
なんでそれを
いままで誰も教えてくれなかったんだろ・・、
へくしゅん。
地球アレルギー。
どうせなら悩む時間を決めよう、
夜の2時〜2時42分まで!
詩を書く時間も決めよう、
朝の7時から8時までに!
それ以外の時間に生きよう。
何もかもがしっくりこないことにしっくりしていよう。
だから誰か手錠を外してはずしてくれませんか。
人生を棒に振れるものを探しにいきたい。


自由詩 コピーアンドペースト Copyright もり 2015-08-05 22:44:04
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