群がる
かんな
指さしをするよう
誰かが泣いていた、場所を
孤独を落としたままの在処を
甘く過ぎる歴史が
引きずってきたものを剥がす
ことばにすぎないよう
私が誰かだったりした、瞬間に
夜を吐き出したままで
夕日に群がった思い出を
自由詩
群がる
Copyright
かんな
2015-07-31 16:58:06
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