新/石器時代
アラガイs


ーちゅるるるーるるー*ー*
繊維を打つような花のワルツが聴こえてくる
※人間二人の姿
同じことをくり返す鳥の話し声には飽きたけど
猿が笑うんだよ、僕は猫そのものだって
やつらに犬をけしかけてやろうかな
あいつらにはまだ犬語が理解できないんだから
しかし五月蝿いよね。
あの夏の蝉だけはどうにかしてほしいものだよ
耳元で求愛の信号をずっと聴かされちゃたまらない
昨日も自閉症の一人がイカれてしまったらしいから
、おっと、蟻を踏みつぶさないように
草花たちは大人しいからなかなか喋らないけど
昨日も南極の氷河が1メートル消えたって
夕立でも降れば木々たちがまた騒ぎ出すんだ
今日はどの種が消えることになるのやら
水源は再生した魚たちに占領されてるし
耐えられない昆虫の種類もかなり減ったから、イライラしてるんだろう
爬虫類の態度がわるいってさ
あれほどデカくなればやっぱ行き先は火星しかないよね
※ここで髪を七三に分けたパウンド犬が登場
え、なんだって ?
買い物はロボットに行かせろだって?
畜生、、
ホットドッグにしてやるぞ 。







自由詩 新/石器時代 Copyright アラガイs 2015-07-31 06:23:16
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