柵のない檻
はるな


思うようにうごかない心に嘘をついて身体が出掛けて行く
愛とか夢とかそういう言葉は
壁を飾るのに使ってしまった
もたないまま靴を履く

どんなにいいだろう
わたしが誰かわかるんだったら



自由詩 柵のない檻 Copyright はるな 2015-07-30 00:38:29
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