駐車場
はるな


季節にへばりつくようにはずかしく生きて
それでもすずしい女でいるのも
ひとつの責任かしら
唾を吐くように忘れゆくよりは
忘れられながらここにいるほうが
潔いことにみえる
駐車場



自由詩 駐車場 Copyright はるな 2015-07-27 11:55:32
notebook Home 戻る