この世の終わりが来るときは
瑞海
ささやかれている
この世の終わり
大きい火山が噴火したり
全てが海に沈んだり
この世の終わりというけれど
始まりでもあるんだな
全てがまっさらなくなる
というものも
気持ちいいものでしょう
一からはじめる
というものも
際限なく寂しいでしょう
地球というものは
シャボン玉のように脆い気がするなあ
いつかこの世の終わりが来たなら
君がいるから
全然怖く
ないかもな
そんなことを考えている
私をどうか笑ってくださいね
終わりを考えると
もっと今を大事に考えることができるから
ああもう
不器用なの こういうのは
難しいな 私は
この世の終わりが来るときは
どうかそばにいてくださいね
ただそれだけを
言いたかったのです