矛盾基準不純恋患い
なけま、たへるよんう゛くを

あの娘がXXでなかつたら ひつきよう好きには
ああ君が眼鏡を外すなら 僕の心は
この女が馴れ馴れしく 背中をはたいてにやけるのを辞めたら 俺は
基準基準不純恋煩い

あの人がまさか私なんかと 言葉を交わしたりなんかしたら
あんたが突然にかしこまって 若い子を置いてあたしを見たら
この男がすわ初々しくも ドレスと指輪と短い文句を 今の享楽と替えようとしたら
矛盾矛盾不純恋煩い

それでも好きなはずなのに、
それでも誰かじゃ駄目なのに


あの日が塾で 素直に校舎を出ていたら
あいつを羨む気持ちがなくて その隣の人にも興味がないなら
この組みあわせがどれか 国や種や 時を違えたら

それでも自分でいるだろう
それでも拍動打つだろう。

だけどお前がおまえがいなけりゃ探し愛しに出ちまうよ
世界や自分がいくら在っても好きでいられなけりゃそうじゃない

不純不純不純恋煩い
汚らしいキスはイヤ
手を握りたいなぁ
目と目が合うだけでいいの


染み渡る不純なる愛欲だよ
間違いだよ てめえら全員ビョーキだよ
それでそれがそれは愛だよ
恋は有り様は綺麗だよ
恋愛よそれで合ってるよ


自由詩 矛盾基準不純恋患い Copyright なけま、たへるよんう゛くを 2015-07-26 20:07:36
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