無底回帰
たけし
む おん
移動していくモノの影、
独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け
異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む
ム オン
夜陰にひっそり回帰し。
自由詩
無底回帰
Copyright
たけし
2015-07-21 03:24:56