いつもの
雲留みか

始めたことを終わらすのはとても難しい

なにをしてなにを考え生きていけばいいのだろう

心は体に引っ張られ 体は心に引っ張られ

お互いをすり減らしながら伸張を繰り返し

伸張の隙間から言葉がこぼれ落ちていく

現実を正しく捉えたとして

それで正しい答えが導き出せるかはわからない

何者にもなれず何者にもならずに私は終わっていくのだろう

ただ焦燥感を抱えながら生きていくのか




自由詩 いつもの Copyright 雲留みか 2015-06-23 20:58:27
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