How you doing!?
さわ田マヨネ
真夜中、終電逃してて、窓辺にふいにうかんだ顔、
なんだかもう、流れていってしまいそう、ごめんね。
切りとってみていたい、街あかり、ぼやけた雨の真ん中を、
すこし行きすぎてます、降ろしてください、この辺で。
ふたまわり、それくらい、おおきくなったと認めたい、
金魚、そのうろこ、そのシースルーな部分だけじっとみていた。
もう梅雨ですね、なんとなく、声をかけると目と目あい、
変な気持ちになる、素直におしゃべり、できないみたいな。
公転する地球は、半年で、いちばんここから遠のくだろう、
公転する、そのスピードで、季節は通りすぎていた。
なんとかくらいついてたい、振り返れば、まばゆいばかりだった太陽、
その向こう側で、きみはいつか、白いセーターを着ていた。
おかわりありませんか、この時期の、クリームシチューがやっぱり好きです、
あいかわらずです、ぼくは元気でした、元気だったと思います。
この文書は以下の文書グループに登録されています。
14行詩