荷解き
はて
夜中に文字の束を積み上げていて
他の人が作った僕の知らない世界がそこにある
はずの本や紙を
積み上げていて
僕の目が時間を掛けて
解いていく
何ヶ月も掛けて
そこに
どれだけの他の人の時間が掛けられていて
どれだけの思いが掛けられていて
僕の思考はどれほど読みきれるのか
分からないけれど
懲りずに解いていく
他の人を
自分を
自由詩
荷解き
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はて
2015-06-10 00:35:53