草野大悟2

補色を
なめるな

ぶつぶつ、と
不満が
表出している

円形、の、白い
棺のうえ、で
身悶える
完熟

とろり、と
かけられる
あまい
スペルマ

歓喜に震える
吸引器、の
明るさを
挿入する、鼻腔は
卯の花腐し


自由詩Copyright 草野大悟2 2015-05-25 21:17:32
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