ポスト/ドラマがはじまる前に/即興ゴルコンダ(仮)投稿.40
こうだたけみ

たとえばその土地柄を淡々と書き連ねるのではなくて、そのとき自分の目で見た景色を描くこと。たとえばそこで聞いた話をつらつらと説明するのではなくて、その人物のひととなりや考え方がわかるような台詞を中心に据えてその人自身に語らせること。それらによって紙の上に情景が、人が、立ち上がるのなら私は労力を惜しまないのに。なんてことを、死んだ原稿を見ながら思う。現実の世界では、ドラマはチャンネルを合わせれば勝手にはじまるものだけれど、紙の上でははじめるものだって思うんだ。

この戯言は、5月23日20:15頃にポストされました。

山口晃にしてはいけない質問をぶつけた女性に自分を重ねて、理想と現実ってこんなものよねって笑った。たぶんまだ私、書き足りないんだ。


自由詩 ポスト/ドラマがはじまる前に/即興ゴルコンダ(仮)投稿.40 Copyright こうだたけみ 2015-05-24 09:34:58
notebook Home 戻る