光あるうちに光の中を歩め
渡辺亘
現実というものの
この重さ
この哀しみ
どう乗り越えていこう
私は立ち塞がる壁を前に
声をあげることすらできないでいる
「光あるうちに光の中を歩め」トルストイ
私の胸に響きわたる言葉がある
そうだ
光あるうちに
光の中を歩もう
生きているからこそ
光あるうちに光の中を
歩いて行ける
生きているからこそ
君の手のぬくもりを
忘れずにいられる
光あるうちに光の中を歩め
光あるうちに光の中を歩め
自由詩
光あるうちに光の中を歩め
Copyright
渡辺亘
2015-05-22 14:01:14