せかい
馬野ミキ


たのしい 
あめだまを なめているだけで
たのしく うつくしく くうそうが ひろがる せかいに


きみはなく
きみはそう あのそらや ほしになった
めにみえないほこりや つめのみかづきや きーほるだーのぶひんになった


ぼくはあるくだろう きみとともに  







ひとりで

















なつくさのうえをはだしで
ちめたい つちの まんとるのぬくもりを はだしで

あさになれば にしのそらから きみがのぼってくる
よるになれば せかいは きみにつつまれる


そうして


いつか つきの 

あかりの したで


ぼくは だれかと
こいにおち


くちづけを し


そうー

















 もう、
















きみのことも



























おもいださないだろう。




自由詩 せかい Copyright 馬野ミキ 2005-02-09 14:30:57
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