空箱(格言詩)
アラガイs
先にあなたから色芽を結びます
空けないことにはわからないから
柄の選択に迷うことになります
わたしが降りてきて
これでからだからはなれてしまう
味覚をもしも言葉で補えるならば
詩とは文学を包み込んだ包装紙のようなもの
得てして中身までも食べてしまうものなのです。
自由詩
空箱(格言詩)
Copyright
アラガイs
2015-05-09 03:03:52