雨上がり
tetsu_
「傘なんか要らなかったね」
そんな風に笑っても
どこか気分が沈んでいるのは
心の霧が晴れていないから
空から覗く光が見えても
未来の事が分からないから
病院の前の坂
水たまりが笑っているね
ほんの小さな幸せも
笑えなくなった雨上がり
自由詩
雨上がり
Copyright
tetsu_
2015-04-08 14:50:10