過程の空
朝焼彩茜色

途上の果てに途上が永遠に続く程

過程こそ命だったりするのかもしれない

結果の全てを錆びれた勲章のように刹那の時代に留め

天へ行く虫の息を深呼吸の懐の泉 澄む結びに憧憬の界

今を点線で結ぶ人生 星々と同等に眩しい

過程こそ命

さらさら触れる空からの息 真呼吸の懐の寡黙

結果のデザインを超える

過程を肥して行く 小さな虫のよう

今も眩しい世界 澄みにほどけ出した結び目


自由詩 過程の空 Copyright 朝焼彩茜色 2015-03-13 11:22:14
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