燃える杖
砂木

自由でありたい
重ねている空気層が
体から 心へ触れる

自分を生きる
思い出せ 思い切り

太古の渦に チカリと開く
無遠慮に 絡まり 呑む眼

告げられるのか 否 告げろ
何者にも 何者であるかを
燃える声 響かせて



自由詩 燃える杖 Copyright 砂木 2015-03-08 20:51:15
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