戴いた命を
ほんとうにいつわりなく
わたしはつかって来ただろうか

戴いた時間を
無駄と、間違いとから、
せいいっぱいまもって来られただろうか

戴いた体は
このたましいで良かったと
うなずいてそして
満足をして死んでゆくことができるだろうか

あとすこしで午前四時
今夜もきちんとできなかったし
無為ではなかったとは胸を張れない
疲れていませんだなんて自分に
うそをつくことも覚えました神さま
それでも

わたしは行きたいです
純白の翼を今度には戴いて
天のお国へ行きたいです
切実に願いながら
こんなにもなみだしながら神さま
わたしはやはり　その時　には

神さま