さよなら
リィ

私が二十歳になった日に夢をみた
そこには子供の頃の私が
涙をながして微笑みながら
私に手を振っていた
きっと別れを告げに来たのだろう
私がさよならを告げると
小さな私は消えていった
あの日から夢に見た私が
現れることはなくなった
あの子は今何をしているのだろうか

子供の頃の私へ
お元気ですか?


自由詩 さよなら Copyright リィ 2015-03-01 13:53:54
notebook Home