はぐるま
瑞海



いつの間にか
胸の辺りの歯車が
狂ってしまって
ドキドキが止まらないです

大きくなった歯車は
大きな鼓動を生んで
私の身体を固くする

顔も赤くなって
恥ずかしくて
また顔が赤くなって
恥ずかしくて

そんなことばかり
繰り返しているのです

口に出す言葉とか
時間の儚さとか
同じ空間にあなたがいることとか
とても大切だと今気付く

寒い夜は
あなたの夢をみて眠ります
きっと涙が出るでしょう



自由詩 はぐるま Copyright 瑞海 2015-02-01 23:49:25
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