はるな


朝で、
きみの床に光が当たっている。

しずかな街は
すこしずつ意味を手ばなして

もうすぐ、見られるようになる。
わたしたちの床にも
光の当たるところを、見られるようになる。

なんども新しく忘れて、
朝で、
きみの床に、
光が当たっている。



自由詩Copyright はるな 2015-01-05 10:54:50
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