ごはん食べる詩
日々野いずる
人間は食わねばならぬ
噛み砕き、その咀嚼を、胃に流さねばならぬ
それは唯一の生き延びる方法なのだと知って
それはきっと、ずっと前から決まったことで
それでもがっくしと肩を落とし
ステーキにナイフを入れた。
自由詩
ごはん食べる詩
Copyright
日々野いずる
2014-12-22 05:28:14