責難
フユナ

誰かを責めることは
何かを為すことではないと
知っていながら
思っていながら
それでも
こんなにも難しい
ここでは
わたしには

まだらの夜に一声
鳥が鳴いた
かじかんだ足が
動かないかぎり
夜は
夜は明かない








自由詩 責難 Copyright フユナ 2014-12-16 00:12:21
notebook Home