雨樋
はるな



雨樋は 壊れているので
わたしたちは
きちんと運ばれることができません

愛してさえいれば
正しくなくても
許されると思っていた
傲慢でも

思っていた
ひとつも本当でなくても
許されるときが来るって



自由詩 雨樋 Copyright はるな 2014-12-05 00:30:01
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