水曜日
もっぷ
殺風景がいけないと思ったし
気前も良くなくてはとも考えて
整えたテーブルは他人事でしかなく
はじまってからも居心地が
佳しとはいえないパーティーを何時に
切り上げたら客人たちの気分を損ねずに
また私自身も傷つかずにいられるか
そればかりのなかで部屋主が
ちいさくなっていることに
あなたは気がついてくださるかと
永遠を差し出してたずねたとしたって
向けられることのないまなざしに
少し諄かったらしい問いは
水曜日に浮かんでいる
自由詩
水曜日
Copyright
もっぷ
2014-11-20 15:05:08
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