目眩の夢
瑞海
少しクラクラすると
おかしなこと思いつくみたい
背がすごくおっきくなって
大陸を一跨ぎする
空の星を金平糖にして食べる
地面に転がる砂金を
手いっぱいに掬って
食べてなくなった星を埋めるために
空にばら撒いた 夢
少しクラクラすると
そんなお話
あなたに話したくなるみたい
単純に声が聞きたいのね
わかっているのよ
自由詩
目眩の夢
Copyright
瑞海
2014-11-14 23:21:36