ぼんやりとした淋しさ
四角い丸


片田舎の白いガードレールの脇を
野焼きの煙たいにおいに追われて
灰色の空の下を
傘を差すか迷う雨に打たれて
そうやって歩くときの心に似ている
わけもなく泣きたくなる夜は


自由詩 ぼんやりとした淋しさ Copyright 四角い丸 2014-11-10 17:57:36
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